無公害、不燃、無煙性 |
セラリアの塗膜を形成する主成分はケイ素(Si)でありケイ素は地表上物質の26%もあり、空気中の21%を閉める酸素とともに無尽蔵ともいえる素材です。又無機質なので燃えることはなく、そして塗膜形成された状態では一切有害物質を含まないため無公害で、将来にわたって環境を汚すことがない自然にやさしい塗料です。
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強含浸性、酸化防止性 |
セラリアの原材料は0.01〜0.05μmの微細な微小なものであり水溶化することで石材、コンクリートなどに含浸します。このため、石材やコンクリートの空隙を埋めることにより、強化、固化、再結合が可能であり、石材の酸性雨による表層劣化を防止し、またアルカリ性(ph11〜12)を生かしてコンクリートの中性化を防止することができます。 |
超耐候性 |
セラリアは無機系塗料で物性が安定した背凱旋の影響を受けない超耐候性の塗膜を形成します。特にコンクリート、石材などのセラミック系にコーティングした場合の効果は大きく、ほとんどメンテナンスフリーになります。また、有機塗膜にも密着し、長年月性能を保持することができます。 |
紫外線劣化防止 |
一般に塗膜を破壊する強敵は紫外線です。紫外線には目に見える光の波長領域に続き、その短波長側にある電磁波をいいます。可視光線の波長は720nmから380nmの範囲のため、380nmより短い波長の光が紫外線であり、そのうち地上に到達する紫外線は、上層の大気中にあるオゾン層によって300nmより短い波長は吸収されるため、380nm〜300nmと言われています。紫外線を吸収した物質塗膜は、高い励起状態に移るか解離又は電離し、化学反応を起こし塗巻くが破壊されます。有機塗料類は290nm〜350nmの領域に波長域があり、紫外線の波長域と共通するためモロに吸収して巻くが破壊されますが膜は220nm以上に吸収域を持っていないため、紫外線は通過してしまい膜自身に影響がないのです。 |
大気汚染物質分解機能 |
セラリアに組み込まれているアナターゼ型活性酸化チタンにより、高性能光触媒機能性膜ができ、紫外線を受けると皮膜表面で酸化還元反応が起き、活性酸素が生じます。この塗膜に接触する窒素酸化物や硫化化合物はたはハイドロカーボン(未燃焼ガソリン)などを捕らえて安定な化合物に変え、その後分解してしまいます。例えば、窒素酸化物は酸化されて二酸化窒素を経て最終的に硫酸になります。その機能は飽和状態がなく、塗膜が存在する限り持続いたします。 |
耐自然汚染性 |
いままでの建物の外壁の防汚対策としては汚れを含んだ雨水を弾く「撥水」というコンセプトで、コーティング剤が開発、利用されてきました。しかし、建物の外壁の汚れには、車の排気ガス、アスファルトの粉塵などの有機物が多く含まれており、これらの汚れには「撥水」よりもむしろ雨水とのなじみがよく、雨水の洗浄力を活用できる「親水性」が有効です。「親水性」のセラリアを建物の外壁にコーティングすることにより、帯電特性により静電気による塵や埃が外壁に固着することなく、そして雨水により洗い流されていつまでも美しい建物の外観を維持することができる耐自然汚染性に優れた効果を発揮します。 |
消臭(脱臭)性 |
セラリアに組み込まれている機能性金属「銀」「銅」が空気中の湿気分(OH)と反応して極微量(0.005〜0.003mg/水1L)イオン化し、これが酸素と結びついてラジカルをつくります。そしてこのラジカルが塗膜に接触する臭気成分を捕らえて直ちに安定な化合物にして消臭し、その後徐々に分解されて最終的には硝酸、硫酸、炭酸ガス等と水になります。また、と幕は長期間経過しても吸着型活性炭のように飽和状態にならず、その性能は初期と変わらず安定的に推移します。(但しこの様な消臭機能から空気の流れが必要であり、密室では効果が薄れます) |
結露防止(調湿性) |
建物の内面(天井、壁など)にセラリアを塗布すると微粒子を敷き詰めたような表面積の大きさ(ザついた壁紙を比較して2〜3倍)耐水、耐湿性に優れた親水性の塗膜ができます。この膜により乾燥性がよく、結露の発生を防止することができます。例えば天井材に加工した場合、室内の湿度の調整ができると共に、特定の場所(窓際など)に水滴が生じにくくなります。 |
帯電(静電気)防止 |
静電気は基材に埃や塵を吸着させ汚す原因です。これを防止するには基材を【1】導電性にする(電気抵抗10の8乗オーム以下)【2】要請に荷電する方法があります。セラリアは超微粒子状アルミナが陽性に荷電される性質によりとまく自身が高い要請荷電を帯びています。又、着色膜の場合は充填剤に微粒状の酸化錫、カーボン、金属等を使用することにより導電性の塗膜を形成します。そのため陰性荷電の埃やゴミを反発して寄せ付けずと巻くの美観性を長期間保つことができます。 |
熱放射性(省エネルギー機構) |
建物の内面(天井、壁など)に微粒状の薄膜を形成するセラリアを塗布すると、微粒子を敷き詰めた表面積が非常に大きい(ザラついた壁紙などを比較して2〜3倍)放射塗膜ができ、その結果放射量が増え従来の対流を主にした冷暖房から放射を主にした熱伝導機構に変わり20%以上もの大幅な省エネルギーになります。発生熱(冷気も含む)を室内に閉じ込め、外部への飛散を防止することにより効果がもたらされます。室内で遠赤外線のやり取りが行われる放射は熱の拡散を最小限にとどめることができ、また壁などへの伝道による外部への拡散がすくなくなり、断熱性能の影響も小さくなります。 |
抗菌、抗カビ性 |
セラリアに組み込まれている機能性金属「銀」、「銅」が空気中の湿気分(OH)と反応して極微量(0.005~0.03mg/水1L)イオン化します。不に電化した銀イオン間で生じる静電気により細菌細胞へイオンが吸着し、細菌細胞膜を破壊あるいは幕を通過して、酸素のOH基と結合し、酸素活性を低下させて代謝機能を阻害して徐々に細菌細胞の成育を抑制、または死滅に至らしめます。このため薬剤を配合した塗料に比べると即効性はないが、菌種を問わず(菌により時間差がある)顕著な効果を示します。ただし「銀」や「銅」による抗菌性は生育に酸素を必要とする好気性菌(ほとんどの病原菌を含む)真菌(カビ)藻類に顕著な効果を示しますが、参加に対して抵抗力の強い嫌気性菌(ビフィズス菌、乳酸菌、酵母菌など有用菌のほとんど)には効果がなく影響しません。 |